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この命、君に捧ぐ

第13章 両親の本当の想い


最愛なる娘、澪へ

いつも寂しい思いをさせてごめん。
仕事仕事で構ってあげられないこと、澪が居ることを公表しないこと。
本当に申し訳ないと思っているよ。
言葉じゃ恥ずかしいから、手紙にして送る。

澪が居ることを公表しないこと、その理由を話そうか。
その理由、それは君へ世間からや地位というものからのプレッシャーに勝てるか分からないからだ。
澪を大事に思えば思うほど、やっぱり健やかに育って欲しかったんだ。
でも、それで澪が傷ついていたこと。
知らなかったよ、ごめん。

広いこの家で1人、留守番させていること。
きっと寂しくて怖かった思う。
ごめん。

そして、澪にちゃんと伝えなければいけないことがある。
もし、知る覚悟があるのなら。
読んで欲しい。

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