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この命、君に捧ぐ
第9章 好きだから。(ルカside)
「....うぁあああんっ...」
泣けばいい。
君が言われて、そうじゃないんだと信じたくても疑ってしまったこと。
その通りなのかもと思ってしまったこと。
僕はすべて知ってるから。
だから泣けばいい。
泣き止むまで僕はそばに居るよ。
ずっと、死んでも。
「大丈夫、だから。」
生きることの尊さ。
僕は知る。
それでも守るためなら、死ぬことなんて迷わないこと。
それが君を泣かす理由になること。
君の命を救う理由になること。
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