• テキストサイズ

この命、君に捧ぐ

第8章 嫌がらせ



帰り際、靴箱に手紙が入っていた。


『 西城澪

今から体育館裏に来い。
来なければ羽山に矛先が向かうことになる。』

いじめとは、このことなのか。

今までのことも一種のいじめ?
そう思えば、私は馬鹿だった。

ここまでにならないときづかないなんて。

「あ、澪。今から帰るの?」

「うん、でもちょっと用事があるから。またね」

「...そう、気をつけてね」

大丈夫だよ。
私は何言われても平気だから。

ローファーを履き、私は急いで体育館裏に向かった。
/ 132ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp