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この命、君に捧ぐ

第7章 転校生


翌朝。
今日も今まで通り学校がある。

「必要な物はすべて持って来といたよ。あの部屋の家賃とかは僕に任せて」

「せ、制服...」

まさか本当に一緒に住むなんて。
本気、なんだ....

カバンも教科書もある。
しばらくは大人しくしていよう。

この痣も、濃いまま残ってる。
むしろ痣は赤色に変色していた。

「送る」

彼を分かってあげたい。
ちゃんと理解してあげたい。
昔を綺麗に思い出したい。

そう思えたのは、今からしばらく経った頃。
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