【3Z】犬のように愛し猫のように可愛がる【R18/BL】
第10章 支配
「今日はずいぶん早かったな」
メールが来てすぐに向かったせいか、高杉は少し驚いたように言う。
「いや…しばらく呼び出しはしないって言ってたから…驚いて」
「あぁ…お前の足の具合もだいぶ良くなったみたいだしな。そろそろ大丈夫だろ」
「そうか…」
心のわだかまりが消えたような気がした。理由は分からない。
ソファーに座る高杉の前に座らされ、頬を撫でられる。
それだけの行為で身体が反応してしまう。
「やり方は覚えてるな?」
その言葉に小さく頷く。