【3Z】犬のように愛し猫のように可愛がる【R18/BL】
第27章 恋人達の甘い時間
「八雲、顔を上げろ」
「あ…」
思わず漏れた喘ぎと共に顔を上げると、唇が近付いてきた。待ち切れず自分から唇を触れ合わせる。そして何度も触れるだけのキスと深いキスを繰り返した。
それと同時に彼の手が再びペニスを扱く。
「あぁっ!はっ…んぁっ!、っ!」
擦られ圧迫される動きに快楽の声が漏れる。
唇を触れ合せていても、与えられる刺激に身体が動いてしまい何度も口づけを解いてしまう。その度に薄い唇に吸い付いては舌を絡ませ、吸い、離れてはキスをした。
今までキスをしてこなかった反動なのだろうか。いくらキスをしても、し足りない。飽きることなく晋助の唇を求め続けた。
このまま悦楽と幸福感に永遠に浸っていれたらと、彼を抱き締めながら祈った。
「んぁっ!あっ、ああっ!」
更に速くなる腰の律動に身体が大きく跳ねた。今にもイキそうになりながら必死に彼にすがりつく。
晋助は俺をしっかりと抱き留め更に強く求めてくる。
「ふ、うぁっ…うっ、んっ!」