【3Z】犬のように愛し猫のように可愛がる【R18/BL】
第27章 恋人達の甘い時間
ビクビクと痙攣するように震える背中を彼が優しく撫でる。涙を堪えながら小さく呼吸を繰り返した。
「弄ってないのは本当みてーだな」
「っ…疑ってたのかよ。…そういう、お前は…」
「なんだ?」
「…俺以外の人と…その…シたり、したのか?」
「…さぁな。お前が俺を満足させたら、教えてやってもいい」
片方の口角を吊り上げる彼特有の意地の悪い笑みに、精一杯力を込めて睨み付ける。
「この状況で、よくそんな事言えるな…」
「俺が優しくねーのはもう知ってるだろ?」
不敵な笑みを浮かべると、下から激しく腰を揺すり始める。
「ふぁ…あっ!あぁっ…くっ、ぅ!」
身体は硬く強張り、晋助にしがみつく。動きに合わせるように腰を緩く揺する。