【3Z】犬のように愛し猫のように可愛がる【R18/BL】
第26章 せっかく関係が変わったんだし
「お前の家広いな」
「そうでもねぇだろ」
出来上がった昼食を食べながら談笑代わりに聞いてみる。
「俺のアパートよりは広いだろ。…まぁ近々引っ越す予定だけど」
「は?なんでだよ」
そんな手止めてまで驚く内容じゃないと思うけどな。
「いや、最近隣人から苦情来てるから、思い切って違うアパートにしようかなって」
「んなもん気にしなきゃいいだろ」
「いや…だって気まずいし。…苦情の内容が声がうるさいって事だったから。…夜の」
「………あぁ」
今も気まずくなっちゃったな。隣人みたいに顔合わせ辛いみたいな顔すんの止めろよ。