【3Z】犬のように愛し猫のように可愛がる【R18/BL】
第2章 プロローグ
「ここかぁ…」
門の前で小さく呟き高鳴る胸を押さえながら、
1人の男が呟いた。
銀魂高校かぁ。変わった名前だな。
ちゃんと生徒と馴染めるだろうか…。
今日から教師としてここ銀魂高校に勤める事となった白水八雲は、
不安で更に高鳴る胸に手を当てた。
大丈夫。落ち着け。
俺は今日から教師になるんだ。しっかりしろ。
そう自分に言い聞かせ、軽く深呼吸をすると、
ヨシッ!と気合いを入れ前を向いた。
そして、
教師としてのスタートに期待に心をワクワクさせながら、
銀魂高校の門をくぐった。