第4章 復讐の加速
杉並区のとある道で俺はベンチに座って項垂れていた。
まずひとつ、太陽が眩しい。
まずひとつ、....どうやって見つけよう....。
しかし俺は妹の事なら何でも出来る。
やらなくてはいけない。
「はぁ...まあまずは【シルバー・クロウ】の対戦でも見るか」
と、言ってもまずはギャラリー登録をしなくてはいけない。
そんな感じに歩いていると人とぶつかってしまった。
「あ、すまんな」
「え、あ、はい。すみませんでしたっ....!」
そう言って走っていってしまった。
かなり小柄で太っていたがまあいい、モブだモブ。
にしても逃げられるとは...結構グサッときたぞ...。