第8章 第7セット
*岩泉side*
俺達の初戦はトーナメントの2試合目だったから、
少し遅れて会場にやってくる。
入「もう一回見ておかないとな。烏野1年生コンビのあの強烈な速攻。」
溝「ハイ」
入「?、及川どうした?」
矢「エ"、えーーーーっと、、、」
溝「なんだ」
矢「外で、、、他校の女子に捕まってます、、、」
入・溝「、、、。」
入「、、、岩泉。」
岩「ハイ。」
ったく、大会の日まで何ふざけてやがる。
及「え?写真?モチロンイーY【バガァーーン!!】」
『ギャアァ!?及川さァァん!?』
シュルル、、、 パシッ
及「痛ーーーーーーーー!」
くいっ
及「、、、ゴメン。写真はまた今度ね、、、」
『えぇーっ』
「大会に来てまで何してやがるっ!」イラ
及「だからゴメンて!」
「連れてきました。」
入「悪いな」
「いえ。悪いのはこいつなんで。」
及「だから謝ってるじゃんかー!うわーん、優慰めてー」
そう言って及川は優に抱きつきに行った。
以前の俺なら阻止しようとしてたけど、
最近はそんな気が起きない。
及「ねぇねぇーゆうー。慰めてよー。」
及川は優に抱きつきながらギャラリーへ向かった。