第42章 第41セット
放課後、着いて行くと聞かないはじめを徹に預けて白鳥沢に向かった。
相変わらずデカイ学校。
これからもバレーを続ける若は主将の座を退いてもまだ部に残り練習している。
だから少しだけ時間をもらって話そう。
夏にも来た体育館の扉を開けると
ヤツに見つかった。
ガラッ
白「優先ぱぁぁぁい!!」
ピシャンッ
っし、日を改めて来よーっと。
白「させるかッ!」
瞬時に扉を開けた白布ことシロに捕獲された。
こうなったら仕方がない。
「シロ。若呼んできて?」
白「牛島さんですか?分かりました!」
どこぞの駄犬の様に尻尾を振りながら若の元へ駆けて行った。
牛「優、話とはなんだ。」
「返事をね、しに来たの。告白の。」
牛「、、、あとではダメなのか。」
「うん。今じゃなきゃダメ。」
じゃないと帰りの時間遅くなる。←
牛「、、、分かった。聞かせてくれ。」