第41章 第40セット
みんなが泣き止んだ頃見回りの先生が来て半強制的に体育館を追い出された。
積もる話もあるだろうからって私は一緒に帰るのを遠慮したのに、徹とはじめに連行されるように一緒に帰った。
身の危険を感じたよ。
及「、、、、。」
岩「、、、、。」
無理矢理連れて来られたのに二人共無言とかつらすぎるんだけど。
そろーっと逃げようとしたらはじめに首根っこ掴まれて逃げられなかった、、、。
岩「お前は多分じいさんになるくらいまで幸せになれない」
及「!? 何!?イキナリ何の呪いなのさ!?」
じいさんってことは私じゃないよねうん。
岩「たとえどんな大会で勝っても、完璧に満足なんてできずに、一生バレーを追っかけて生きていく。めんどくせえ奴だからな。」
及「こんな時でも悪口挟むね!!」
岩「でも迷わず進めよ。
お前は俺の自慢の相棒で、ちょうスゲェセッターだ。
この先チームが変わっても、それは変わんねえ。
でも戦う時は倒す。」
及「、、、望むところだね」
そして、小さい時から幾度も合わせてきた拳をぶつけた。
感動的なシーンだけどさ
「はじめ苦しい。」
岩「あ、わり。」