第7章 第6セット
*岩泉side*
優に連れて来られた及川を取り敢えず殴り、監督のもとへ集合する。
入「今日の烏野との試合は、あの5番の速攻に翻弄されたが、まぁそれなりに出来ていただろう。
課題もいくつか見つかったが、今週末も試合がある。気合い入れてけよ!」
『おっす!』
入「よし、それでは解散!」
ー部室にてー
「おい。及川着替え終わったか?鍵閉めんだからさっさとしろよ。」
及「ちょっと、そんな急かさないでよ!」
「おめーがおせぇのが悪ぃんだろうがよグズ川!」
及「うわぁーもう終わったからそんな言わないでよ!」
ガチャッ
及「あ、優だっ!」ダッ
走って階段を駆け下り、優に抱き着く及川。
それに怒る優。
それはいつもの光景なのにあいつの声が無いことが俺をイライラさせた。
松「いわいずみー?置いてくぞ?」
「おう。今行く。」
取り敢えず今は大会に集中しよう。
そう決めた。