第23章 第22セット
*及川side*
変な胸騒ぎを感じながら朝を迎え、
ケータイを見ると優からメッセージが来ていて、
《今日は迎えいいから。》
とだけ来ていた。
普通の人が見たらなんて事ない事かもしれない。
でも、俺は瞬時にダメだと思った。
すぐに支度をし、学校へ走った。
来ている部員は少ない。
近くにいた愬波ちゃんに聞いたけど優は見てないとの事。
部員がそろってきた頃、溝口くんが慌てて体育館に入ってきた。
溝「優ッ!!!!!優はいるかッ!!!??」
「いないですけど、、、」
国「何かあったんですか?」
溝「退部届出しやがった、、、」
「「「「は、、、?」」」」
苦しげに発せられた言葉。
みんなが驚く中、俺と愬波ちゃんはやっぱりかって顔をしてる。
花「どーゆう、、、こと、ですか?」
溝「朝来たら、机の上に退部届とこのタブレットが置いてあったんだ、、、」
「、、、溝口くん、貸して。」
画面をつけるとロック画面が出てきて、アルファベットを入力しなくてはいけなかった。
国「これじゃあ見れないんじゃ、、、」
「簡単だよ、、、。」
打ち込んだ文字は
『seijo_vbc』
あいつの考えることなんてお見通しなんだよ。
ホームを開くとみんなで撮った写真に
『大好きなみんなへ』
そう書かれていた。
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区切り悪いですがスミマセン。
次章に行きます。