第23章 第22セット
*松川side*
今日もまたクソ野郎どもが優を貶す声が聞こえる。
聞こえてないわけじゃない。
ホントはふざけたこと言ってる奴等をぶん殴ってやりたい。
けど、ここで俺らが庇って火に油を注ぎたくない。
それで苦しむのはあいつだから。
やるせない思いを抱えながら、また優の姿を探す。
あれ、、、?いねぇ。
及「どーしたの?まっつん」
「優は?」
及「んー見てないかな」
「そ。さんきゅー。」
及「、、、まっつんがお礼を言うなんて、、、」∑(°ロ°ノ)ノ
「俺は二度と及川に感謝の気持ちを伝えないことをここに宣言する。」
及「ごめんて!冗談!許してまっつん!」
「チーハン(チーズインハンバーグ)」
及「ワカリマシタ。」
っしゃキタ!
って、おろろ?
「なぁー及川ー。」
及「なぁに?まっつん」
「香水変えた?あと、その足の誰にもらった」
及「!!!!?ファンの子だよ!」
オィ、キョドりすぎだ!
花「嘘つけ。お前、ファンの子のやつ使ったことねーじゃん。」
国「まさか優さんからですか!?」
国見どっから!!?
国「優さんいなくなっちゃったので来ました。フツーにいましたよ」
あれ、デジャヴ?
「国見ホント優の事好きなー。
つーか、及川吐け!誰からもらったんだよ!」
及「、、、、優だよ。誕生日にもらった。」
ブスーっという効果音が良く似合いそうなほどすねていた。