第22章 第21セット
一方3年組〜休憩中〜
及「休憩ー!」
花「優ボトルちょーだ、、、っていねーし」
及「えぇっ!優いないの!?
休憩なのに優の顔見れないとか及川さん泣いちゃう!」
松「おー泣け泣け。そして優に振られろ」
花「それいいな」
及「ぜってー泣かねー」
柴「はじめ君!はい、ボトルとタオル!」
岩「おう。さんきゅーな」
柴「えへへ〜」
及松花「リア充退散。」
岩「よしゃコート立てレシーブ構えろ顔面狙ってスパイク打ってやる。おい、矢巾!ちょっとトス上げてくれ!」
及松花(あ、これやべぇやつだ。)
松花(及川!練習再開しろ!)(( ̄□ ̄;
及(らじゃ!)(°∀°;)ゝ
及「練習再開するよー?」
岩「逃げんなクソ川ァァァァ!!!」
及「岩ちゃ、まっ、ぎゃぁぁぁぁ」
松花「どーんまーい」
そして始まる練習。
コートには今までと変わらぬ、仲の良い3年スタメン組の姿。
“コート外で何があろうともプレーに私情は挟まない”
それが暗黙の了解となっているからこそ、いつもどおりのプレーをする。
それが青城の日常。
その日常の1ピースが
間もなく欠けてしまうのを
彼らは知らない。