第21章 第20セット
*松川side*
優から離れた俺達は体育館へ向かった。
「部員たちにも話広がってんだろうな、、、」
及「ある事ないこと言ってたら容赦しないけどねー★」
花「及川、星黒い。」
及「あれ?白にしたはずだったんだけどなぁ」
国「それより、体育館騒がしくないですか?」
中からは怒鳴り声が聞こえる。
花「ほんとだ、、、急ぐか」
バンッ!!と扉を開けると、
部員たちが言い争いをしていた。
部「お、いかわ、さ、、、」
及「何してんの?」
部「こ、こいつらが!優さんは悪くないって!」
員「優さんはなんの理由もなしにそんなことしねぇ!」
部「じゃあ、どんな理由だよ!」
員「俺が分かるかよ!」
「あちゃー。真っ二つだな。」
員「及川さん!優さんは大丈夫なんですか!?」
及「あ、うん。とりあえずは」
部「優さんより柴崎さんのほうが心配だろーが!!」
員「んだとテメー!!」
及「はぁ、、、お前ら、、、少し黙れよ」
ゾクッ、、、 シーン
及「それぞれ心配なのは分かるけど、少し落ち着きなよ。
今日の練習は終わり。残りは自主練にする。
明日からまたちゃんとやるよ」
『、、、ウッス』
及「岩ちゃんはどこいるの?」
部「多分保健室かと」
及「そ、じゃあ、君も一緒に来てもらえるかな?」
部「あ、はい!」
及「じゃあ、及川さんちょーっと岩ちゃんと話してくるから、あとよろしくー!」
及川が2年の柴崎派を連れて保険室へ行った。