第15章 第14セット
*優side*
それぞれ欲しい物を買って近くの公園に行った。
ベンチに座ってプリンを食べて、幸せな気分になってたら英に「お花飛んでますよ」って言われちゃったよ
仕方ないじゃない。
プリンが美味しすぎるがいけないんだ( • ̀ω•́ )✧
それに、お菓子は正義✨
そう言うと英は私に塩キャラメルをくれた。
国「俺の大好物です。金田一にですら滅多にあげないんですからね」
嬉しくて口パクでありがとうって言ったら
目を逸らされて
国「い、いえ、、、///」
とだけ言われた。
そしたらみんなが私にお菓子をくれた。
カバンに入るか不安なくらい。
その後はコンビニで買ったシャボン玉で遊んだり、鬼ごっこしたりした。
みんなが私を笑わせてくれたおかげで、少しだけ気持ちが楽になった。
ちゃんと一と話そう。
少し暗くなってきたのでみんな解散して、いつも通り徹と二人で帰った。
いつもみたいに家に入ろうと思ったら、
また徹に抱き締められた。
及「優。俺はお前の傍にいるから。
俺の前では無理しないで?」
大会初日の時と同じ真剣な声にドキッとして心臓がうるさかった。
家に入ってしばらくしても治まらなかった。