第13章 第12セット
*優side*
なぜここに来たのか分からないまま、私は体育館に行き、入り口の近くに座り込んだ。
、、、どれくらい経ったんだろう。
ふとケータイを見ると電話やメールの着信が何件も入り、そのほとんどが徹だった。
一のは、、、一件もないや、、、ハハッ
更に落ち込んだ私は、再び膝に顔を埋めた。
さすがに5月と言えど、夜は冷える。
すると隣の扉が開き、中から人が出てきた。
菅「うっ、うわぁっ!」
その人は私にびっくりしたようで、他の人もつられて出てくる。
ゆっくり顔を上げた私を見て、一斉に
『青城のマネージャー!?/優さん!?』
と大声をあげた。
影「優さん、何でここに??今日試合だったんじゃ、、、」
そう尋ねてきた飛雄に私は思わず抱きついた。
影「!!?!??!?&*$¥#&*△×∮」
びっくりしすぎて何を言ってるか分からない飛雄を他所に、私は泣いてしまった。
澤「お、おい、どうしたんだ!?」
菅「いや、なんか急に泣き出しちゃって」汗
日・田・山・東「え、あっ、ちょ、あの」ヽ(°д。ヽ≡ノ°д。)ノ
菅「ちょっと落ち着けお前ら!!」