第11章 第10セット
*及川side*
変わらない真剣な表情。
「、、、、、、、、ああ、嫌だなぁ、、、、ホント厄介」
、、、飛雄
急速に進化するお前に
「俺は負けるのかもしれないね」
でも
フッ キュッキュキュッ トンッ
何とか上げられたボールは乱れ、エース君がブロックをふっ飛ばす。
渡っちがカバーし、岩ちゃんにトスを上げる。
ブロックを抜け、ボーズ君がレシーブするもそのまま返ってくる。
岩「やれ、金田一!!」
そのダイレクトを今度はリベロ君が飛び込み、上げた。
岩「金田一、国見!」
『! ハイ!』
最後に打たれた神業速攻はブロックに阻まれ、
チビちゃんの後ろへと落ちてゆく。
――――飛雄
急速に進化するお前に
俺は負けるのかもしれないね
――――でも、
それは今日じゃない
ピッ ピピーーーーッ
『―――ぅ おっしゃああああああ!!!!』
試合終了
セットカウント 25-15
23-25
2(青城)-1(烏野) 33-31
勝者:青葉城西高校