第10章 第9セット
*岩泉side*
それから数ヶ月後ー
中学最後の大会
対白鳥沢学園中等部 初めて1セットを獲った。
結果は白鳥沢に次いで2位
その大会で及川はベストセッター賞を獲得した。
そして、高校で白鳥沢を凹まし、影山をぶっ潰すことを誓い、俺達は引退した。
ー回想終了ー
ここでミスったらセットを落とす。でも、、、
「お前が凹ましたい相手その2が目の前だ。」
岩、花「思いっきりでいいぞ。」
及「わかってるよ。」
キュッキュキュ ドッ
思いっ切り強打でサイドラインのギリギリに打たれたボールは烏野のリベロがレシーブし、直接返ってくる。
レシーブは綺麗にセッターに返り、上がったトスを全力でフルスイングする。
、、、しかし、俺のスパイクはブロックを破ることなく青城コートに跳ね返された。
ピピーーッ
第2セット終了 23(青城)-25(烏野)