第3章 第2セット
*優side*
うわーーーもう何なのよぉぉぉぉぉぉ
声にならない叫びが私の頭の中で木霊する。
朝起きて少し喉いたいなーって思ったら声全然でないし!?
朝練にも出れないし!?
徹にも言い返せないし!
でも、一が心配してくれたおかげで少しだけ元気が出た気がする。
ルンルンしてるうちに授業が始まった。
授業は全然構わないんだよ?
黒板と教科書で余裕だしね?
問題は、、、
そう!休み時間。
声が出せないから話もできずに置いてけぼり感ハンパないし、、、
ジェスチャー考えるの意外と大変なんだよ!?
なんかいい方法ないかなぁ、、、