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分からなくても伝われば

第8章 ゲームううぅうぅううぅ!


 と、まあそんな感じで夜ご飯を食べ終えると、二宮さんはさっそく部屋に戻って行った。
 そうですかそうですか、つまりあなたは私と一秒でも長く一緒にいたくないと言っているのですか。……うぅ、地味にきずつくんですけどぉおおおぉ!
 に、二宮サン……地味にひどいわぁ。泣いちゃうぞ(怒)←泣じゃないという。

「むうううぅ……」

 なにか、二宮さんに弱点はないかなー……。ん?
 アレで挑んでみるか。

「にーのみーやさんっ」

 二宮さんのドアを勝手に開けて呼ぶ。すぐにとてつもなく嫌そうな顔をした二宮さんが出てきて「入ってくんな」と暴言。
 私はMじゃないぞ、マゾじゃないぞ、マゾヒズムじゃないぞ!
 あれ、だんだん元々の言葉に近づいてるような。
 って、それはどうでもよくってー!
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