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第3章 chapter3 四人の記号


茨の道を進んでいるが

当たり一面棘だらけの道だ

景色もさっきの青空と違い、暗い

『ねえ、何でここだけ暗いの?』

「ここは、太陽が当たらない所だからかな?」

『そうなのか…』

「あ、見えてきたよ」

そこにはデカい広場みたいなのがあった

そこで俺は衝撃な物を見た

1人の人間が剣を構えている

座っている人間は涙を流して震えている

『おい!あれ止めさせないと!』

「いや、その必要は無いんだ!」

『何で!?』

「だって、ここに来てる者は皆、罪を犯した人だから」

『罪を犯した者…』

「見ないでおく?」

『うん…』

しばらくすると、血の臭いが漂ってきて

吐き気がした

『うっ…』

「大丈夫?あ、そろそろ終わったみたいだね、おーい!ルアー」

「クマ太郎、お前こんな所に何しに来た」

「新人を連れてきたんだよー!」

「ふーん、おいお前」

目の前には青い瞳で服は血まみれの人が居た

『えっ、はい…』

「人…殺して見るか?」

『いや、止めとくよ…と言うか良く出来るね!?』

「当たり前だ、俺は罪あるべき物を殺す役目を持つ、スペードだからな」

『そうなのか…』

「まあ、慣れれば楽しい…あの怯えた顔…ククク、たまらない…」

『あはは…』

「そう言えば、ルアー!リノかサランを見なかった?」

「金やろうは知らないが、ふわふわ馬鹿は見た、あの音楽森に居ると思う」

「分かった!ありがとう」

こうして俺らは音楽森に向かった
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