第8章 chapter8 辛い現実
椅子に座らすとスライムみたいな奴が言った
「これから、精神科へ行く、そしたら
自分が体験した夢をはっきりと伝えるんだ」
『はい……』
「さあ、行こうか」
それからしばらくすると
一人の女性の声がした
「こんにちは、珱祐君、私はカウンセラーの 山上 汀よ?」
『あ、ああ…』
「どうしたんだ?珱祐君?」
『クイーン…何でお前が…現実世界へ…』
「クイーン?クイーンって誰の事かしら?」
『うぁぁぁ!来るな!』
「なる程ね…クイーンと言う人が原因なのね…」
「大丈夫か?珱祐君?この人にお話出来る?」
『はい…すいません・・俺は確か…家で寝て…それでクマ太郎と言うクマに会って…それで…4記号の人達と会って…それで、それで…殺したんだ…俺が殺したんだ!』
「ちょっと待って!それは夢の世界でしょ?」
『夢だけど夢じゃないんだ…』
「夢だけど夢じゃない…?」
『そう・・』
「うーん・・」
『それに・・この街と似てるんです・・』
「この街と?」
『はい・・』
『それに、子供に麻薬を・・・』
「え・・?」
『それに、四記号の人たちも殺してしまった・・』
「珱祐君…」
『俺はもう…どうすればいいんだろう?』
すると先生は真剣な顔になって言った