第2章 王様目を疑う
お天気のとてもいい朝
いつもより早く目が覚めたわたしは
庭に散歩へ出掛けたのです
ついでに
お庭のお掃除も済ませておこうと
おもい
庭の枯れ葉を掃いていると
大きな木の下にまだ産まれて間もない雛鳥が巣からおちていました
「巣に戻してあげなきゃ…」
木登りは得意ではないのですが
なんとか雛鳥を
巣にかえしてあげることができました
ですが
「どうしよう
降りられない…」
困った私は助けを呼びましたが
私の声は誰にも届かず
どうしたらいいのかも分からず
とりあえず
ぼーっとしてました
(もしかしたらこのまま誰にも気づかれずわたしは木の精になってしまうかもしれないな…)
そう思ってた時