第9章 王様焦る
宮殿-中庭-
シン「ジュダル!!!!!!」
「シン様!!」
ジャ「シン!!」
ジュ「ん?おー!!エロじじい
速かったなぁ~!
魔装までしてどうしたんだよ」
シン「どうしたじゃないだろ…。
ヨナ!!こっちへくるんだ」
「ぁっはっはい!」
ジュ「まてまて
お前はこーっち」
ジュダルは
ヨナを抱き上げ
宙に浮かぶ
「きゃあああああ(小声)
高いっ高い高い!ゃゃゃゃゃ高いっ
こわいですジュダルさぁぁん」
ジュ「ぶははははははは!!
お前っ一応魔法使いだろ?
高いのこわいってなんだよ!!」
「絨毯なら平気なんですけどね…」
シン「ジュダル!!彼女をおろすんだ」
ジュ「だーかーらー
俺は今からこいつと遊ぶの」
「遊ぶ?私とですか?」
ジュ「ああ!!」
「…。わかりました」
シン「ヨナ!!」
「ジュダルさん…降ろしてください」
ジュ「…?ああいいぜ」
ゆっくりと降りてくる二人
シン(…ひとまず、安心していいか)
地上に降り
俯く彼女が口を開いた
「…ジュダルさん」