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【マギ】 七海の女ったらし。 続

第8章 王様頭を抱える


シン「ただいま。ジャーファル
忙しそうだな」



ジャ「ええお陰さまで。」



シン「ところで今日
ヨナを見なかったか?」



ジャ「来ましたよ、ここに
昼食には戻るでしょう

いやほんとに助かってますよ」



と、クマを作った我が政務官が
珍しく微笑んでいた



シン「え、あのこ今なにしてるの」



簡単なお仕事ですよ、と
ジャーファルは
経緯を話した



シン「書簡運びね…」



懇願されたジャーファルは
その勢いにおされ
書簡運びをたのんだらしい


シン「まぁなその位なら…」



ジャ「それに皆助かってますよ
運ぶ手間が省けて
仕事もはかどっています」



まぁジャーファルのところなら
ヤムライハの所より
安全だな



ジャ「ですから、ご心配為さらずに!!

…あ
昼から視察でしたね
どうしましょうか
私も同行したほうが…」



シン「いやそれならシャルルカンとマスルールと行ってくるよ」



ジャ「そうですか、助かります」




-…パタパタパタパタ




シン
ジャ「あ…」




ジャ「戻ってきたみたいですね」



「ただいま戻りました!!ジャーファルさっ…
あっ!わっ」



少し息を切らしながら戻ってきた彼女は
見えない何かに躓き
転びそうになる


よろける彼女の身体を抱き止めると

彼女はすっすいませんと他人行儀な小さな声で謝り

慌てすぎだよ
と声をかけると

やっと俺だと気が付く


「あっ!シン様!!」






俺…ジャーファルの隣に立ってたのに







もう一度言わせてくれ




ジャーファルの隣に立ってたのに!!





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