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俺と、あいつ。

第4章 障害と傷害


「あ、光!」


私、松原結花(まつばら ゆか)は、私が担任しているクラスの光を呼んだ。

「光ー?」

────あ、そうだ…光は、難聴だったっけ。



ちょいちょい。

肩をたたいた。



そしたら、光は振り向いてくれた。


「あのさ、裕太のことなんだけど────」


光は、困ったような顔をして、携帯を取り出し、『ここに書いてください。すみません。』と書いた。
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