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君が好きだから
第2章 そして好きになる
「浅野ちゃんまじですごい!」
「すごくないよ。たまたまだよ」
私がそう言っても、紗有ちゃん、無視。
おいおい……。話聞こうよ、常識だよ。おーい、そこの日本人、日本語わかってんのかー。
って……わ、私ったら超失礼!
紗有ちゃんをけなすとか、最低かも……。
「ごめん、紗有ちゃん……」
私がつぶやくと、紗有ちゃんは「え!なに!?」とすごく驚いていた。
いろいろとごめんなさい……。
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