• テキストサイズ

今日もあなたと【短編集】

第2章 入院編〜火神大我〜


「やっぱり、大我は何でもお見通しだね?
嘘はつけないや…」

途端に顔を歪めて俯く。
その頭を撫でてやると、
少し震えていることがわかった。

ああ、泣いてるんだな。

泣き止んで、話ができるようになるまで、こうして背中をさすりながら、側で支えてやる。
いつも一人で溜め込む分、泣き出すと一気に溢れるらしいかった。


まぁ、俺がいつも支えてもらってるから、
こういう時に傍にいるのは当然だろ?
/ 23ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp