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心【NARUTO】

第8章 閑話


「そのことについては、あとで父さんに聞いてみよう」

結論としてそういうことになった。

それが一番早いし、確実だろう。


わたしたちは、それからすぐ、仲良く手を繋いで帰・・・・りたかったけど、崖やらなんやらで、そんなことは出来なかった。無念。












今日は特別な日になった。
イタチ兄さんの気持ちを知った、抱きしめてもらった大切な日だ。

きっとこれからイタチ兄さんと過ごす時間は短くなるだろう。
わたしはアカデミーを卒業したら旅に出るつもりだし、イタチ兄さんは任務で忙しくなる。

それでもわたしはイタチ兄さんが大好きだ。

たとえどんなことになろうとも、彼はわたしの兄なんだ。




だから絶対。
わたしは彼を裏切らないし、裏切りたくない。


そう、心に決めた。


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