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心【NARUTO】

第6章 はたけカカシ・・・・・?


2年が過ぎた。

サスケは2歳になり、イタチ兄さんは7歳を迎えた。

サスケは、わたしを本当の姉と思ってくれているのか、無邪気に慕ってくれていて、本当に嬉しい。


ただ。


一つ不満があるとすれば、その呼び方。

サスケはわたしのことを「姉さん」とは呼んでくれないのだ。
イタチ兄さんは「兄さん」なのに、わたしだけ「ミユキ」と呼び捨てにされる。


わたしも姉さんとか呼ばれたい!
萌えるとかそーゆーんじゃなくて、純粋に姉として、こう・・・憧れじゃないですか!

え、そうでもない?


・・・・

うん、はい。

そんなふうに過ごして、わたしは現在4歳。

かなり優秀なうちはの子として、順調に成長しています。




そして本日。
初めてのお使いをたのまれた。




町には何ども行ったことがあった。
ちょこちょこ見たことのある風景が出てきて、いつも町に行くのが楽しみだった。

しかしそれは、ミコトさん、あるいはイタチ兄さん同伴での話。
それが今回、1人でいくことになった。

経緯はよく知らない。
「ミユキはもう4歳よね、買い物一人で出来るわよね?行ってらっしゃい」と強引に追い出されたのだ。

わたしの通算年齢は、20歳なわけで、もう立派な成人。
買い物ぐらい別にかまわない。

ただ。

一人で買い物を許すってことは、一人で行動してもいいってことだと、解釈させてもらう。



なに、ちょこーっと寄り道するだけ。
そろっと覗いてくるだけ。

ただそれだけ。

買い物は良いけど、寄り道も許してね、ミコトさん。
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