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心【NARUTO】

第14章 愛



それから、わたしたちは、足繁く我愛羅のうちへ、通った。
雨にも負けず風にも負けず、ではないけれど。

風の日も、晴れの日も、人の視線が厳しい中を堂々と、毎日毎日通い続けた。

その甲斐あってか、最初はすこし硬かった我愛羅も、日を追うごとに明るい笑顔をわたしたちに向けるようになっていった。

“忍界大戦を止めるために我愛羅と友達になろうよ”作戦(今命名)は、そこそこ順調に思われた。



しかしわたしは失念していたのだ。



彼の。




死をかけた裏切りを————・・・。
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