• テキストサイズ

恋の迷宮☆JUMParty

第8章 言えない秘密




涼介くんとは会えないまま二週間が経った。

相手は芸能人だから仕方ない…。


今日は土曜日。

舞と買い物へ出掛けた。


舞「CD見てもいい?」

愛「うん!…あれ?」

舞「どした?」


CD片手に問いかける舞。


愛「薮くん…?」

舞「えっ?! 嘘ッ?!」


向かいのコーナーにいる深く帽子を被った彼は、紛れもなく薮くんだった。


薮「え?愛湖?」


薮くんも驚いた様子でこちらを見た。


愛「久しぶり…。」

薮「おう!元気してるか?」

愛「うん。あの…涼介は?」

薮「あ、山田ね。愛湖に会いたい病で大変!」

愛「そうなの?」

薮「うん。また遊びに来てよ。」

愛「うん!」

薮「あ、この間の…。」


薮くんは舞を見て言った。


舞「田上 舞ですっ///」

薮「そうそう舞ちゃん!今度、皆で会おうよ。」

舞「私も…いいんですか?!」

薮「もちろん!じゃ、愛湖。また連絡するな?」


そう言って軽く頭を撫でて、薮くんは仕事へ行った。
/ 151ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp