第1章 コンサートからの奇跡
そしてアンコールが何曲かあったけど、山田くんの事が気になって曲とか構成とか覚えていない。
山田くんを目で追うのに必死だった。
舞「(この子、完全に山田担になるわw)」
コンサートが終わり、会場の外へ出た。
舞「どうだった?コンサートは。」
愛「良かった!舞、ありがとね。」
舞「いいえ♪まだ人が多いから、この辺で待ってようか。」
愛「うんっ。」
混雑を避ける為に、私達は会場の脇で待機する事にした。
私は暑さ+山田くんの事で頭がボーっとしていた。
舞「愛湖?顔色悪いけど…大丈夫?」
愛「ん…だい…じょぶ…。」
─バタンッ
舞「愛湖?! 嘘っ…誰かー!」
舞が叫んでる声が聞こえて、そこから意識を失った…らしい。