第3章 ドキドキ
有岡くんに案内されてスタジオの隅で涼介くんの撮影を見学した。
涼介くんの表情はやっぱり綺麗で、涼介くんが彼氏なんて私にはもったいないと思った。
大「どう?山田。」
隣で一緒に付き添ってくれてる有岡くん。
愛「すごいな…。プロって感じ。」
大「ホントに…好きなんだね、山田の事。」
愛「///」
大「重症だw」
一旦休憩に入った撮影。
涼介くんが駆け寄って来た。
涼「愛湖ー!やっと会えた!」
─ギュッ
愛「ちょっ…皆が見てるよ?大丈夫?」
涼「ここのスタッフは俺らのコト知ってるから大丈夫!」
大「おい、俺の存在を無視すんな。」
涼「あ、大ちゃん。」
愛「有岡くんが案内してくれて、付き添っててくれたんだよ。」
涼「…手、出してないよな?」
大「出さねーよ。」