第3章 ドキドキ
─ピリリリリッ
愛「もしもし!」
涼『愛湖!今、撮影の合間なんだけど来れない?』
それは放課後、寂しく家で一人になった私にとって嬉しいお誘い!
愛「行っても…いいの?」
涼『もちろん!皆、待ってる。ホントは迎えに行きたいんだけど…。』
愛「大丈夫!待ってて。」
家からスタジオまでは歩いて行ける距離。
自然と早歩きになっていた。
─ガチャッ
愛「失礼します…。」
涼介くんがスタッフさんに伝えておいてくれたお陰で楽屋まで案内してもらえた。
扉を開けるとJUMPメンバー。
知「わっ!愛湖ちゃんだ!」
薮「久しぶり!元気だった?」
愛「元気だよ~!」
雄「こっちおいでよ!」
愛「うん!…涼介くんは?」
慧「やっぱ気になるよね、山田。」
光「ホントに付き合ってんの?」
愛「あ、うん…。」
裕「俺ショックだー!」
圭「俺もー!」
大「うるさいなw 山田なら撮影入っちゃったよ。見に行く?」
愛「うん!」