第2章 初デート→告白
愛「…えっ?! 嘘…。」
涼「嘘じゃない。コンサートで俺の事、真っ直ぐに見てくれてて、すごく気になって…。」
いきなりの告白だけど、一生懸命な涼介くんの話を冷静に聞いた。
涼「愛湖が倒れた時も、愛湖ってわかったら反射的に体が動いてて…。こんな事、初めてなんだよ。」
愛「……グズッ」
涼「愛湖?! ごめん!変な事言った…。」
夢のような出来事に涙が出てしまった私の頭を、涼介くんは優しく撫でてくれた。
愛「ちがっ…嬉しくてっ…。」
涼「無理…すんなよ?」
愛「ううん!あのねっ…私も初めてコンサートで涼介くん見て、惹かれちゃったの…。」
涼「マジで?! 俺ら、お互い一目惚れしてたのかw」