第14章 ツアーラスト公演
愛「薮くん…皆も…?」
薮「やっと仕事落ち着いた。皆、心配してたんだぞ?」
光「愛湖、ホントよく倒れるね; 常に心配だよ。」
愛「ごめんなさい…。」
この状況、すごく気まずいのは私だけ?
薮くんや高木くんに涼介…。
私が悪いんだけど…。
裕「愛湖の顔も見れたし、俺らは退散しよう!山ちゃんと話したい事があるだろうし…。」
慧「だな!愛湖、お大事にな!」
愛「皆、ごめんね。今日は素敵なステージを見せてくれてありがとう。」
メンバーは明るく振る舞ってくれた。
そして涼介と二人、急に静かになった。
涼「あのさ…。愛湖んち、今日は俺が行ってもいい?マネージャーに許可もらったんだ。」
愛「うん…。」
私の病状は軽いもので、医師からも帰宅を許された。
マネージャーさんに車で私のマンションまで送ってもらった。