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恋の迷宮☆JUMParty
第12章 交差する想い
放課後、舞と別れた後、何となく家で一人になりたくなくて街を歩いていた。
ふと思い出すのは涼介の顔。
今、思い浮かぶのは怒ってる顔なんだけど。
─涼介、今何を考えていますか?
重い足取りで帰宅し、ベッドに横になった。
やっぱり食欲がない。
水を飲もうと立ち上がった瞬間…。
─バタンッ
私、倒れた…?
薄れる意識の中で近くにあった携帯に手を伸ばし、誰かに電話をかけた。
『もしもーし!』
愛「た…すけ…て…。」
『えっ?愛湖?! どうした?』
この声は……高木くん?
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