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Darkness doll.【H×H】

第31章 面談?×面談!×成果‼︎



飛行船での移動中、



急な放送が鳴った。
どうやら、"あの"面談が行われるらしい……









面談までの間をイルミと共に過ごした。





「ハンター世界での名前、四次試験後半は何してたの?」

「キルアと居ました。体術とか教わって!あとは、新技も完成です。」

「ま、知ってたけど。実はチラッと様子を見に行ったんだけど、ハンター世界での名前が余りにも楽しそうだったから帰ったんだ。」

「い、いつのまに……!」

「ははは。」

「ははは。じゃないですよーーー!!」









「キルアの様子を見に行くのと兼ねて行っただけだよ」なんて言うイルミはやっぱ弟思いのいいお兄ちゃんなのかな、なんて思った。








「あ、ゾルディックって事でもう分かってると思うけどキルアは俺の弟だからね」


「は、はい」


「いや〜、ね、兄ちゃんとして聞くけどハンター世界での名前はキルアと付き合ってるの?」



兄ちゃんとしてっていう繋ぎおかしい!!!
絶対可笑しい!!!!!!!!



「つ、付き合ってませんよ」


「嘘だ。俺に嘘をつくなんていい度胸だね?あ、そうだ。針を刺せばいいんだ。それで白状させれば……」

「まままま待ってください!!!やめて!!!」



両手に十分に用意されたキラキラと輝く針を押さえ付け、私は必死に否定した。































「そこまで言うなら、まぁいいか。」

「はぁ…はぁ…はぁ…」


何度も何度も針を飛ばされ、私は何度も何度も避け続けた。「付き合ってませんーーー!」と叫びながら。しぶとい。






「あ、あとハンター世界での名前。」


「はい…?」



ゼェゼェと言う私とは裏腹に
イルミは澄ました顔で言い放った。






















「スピード、凄く上がってる。修行の成果じゃない?じゃ、俺呼ばれたから行ってくるね。」




パタン、とドアが閉じ
へなへな〜っと私は倒れ込んだ。
























「また……褒められたぁっ」































嬉しさを噛み締めながら。



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