第14章 花火
みわっちの、イク姿。
恥ずかしそうに、身体を震わせる姿。
めちゃくちゃ可愛くて、色っぽくて、蕩けた目は非常に煽情的で、自分のモノが更に大きくなるのを感じた。
女の子が絶頂を感じるのは男ほど簡単なことじゃないのは分かっている。
精神的なものも大きく影響してくるらしい。
性に関して様々なトラウマがあるみわっちがイッてくれたのは、心をオレに許してくれてるからだと思えて、嬉しかった。
淫らに乱れるみわっちが欲しい。
今すぐにでもひとつになりたい。
でも、そこまで踏み込むのはやはりまだ早い。
興奮しまくった気持ちを抑えて、自分の欲をどこで発散させようかと考えていたら……
みわっちが、オレのモノを咥えた。
「……っ!?」
口でされるのは初めてだった。
温かい口内の感覚が、ダイレクトに刺激を伝えてくる。
だめだ。これだけは。
みわっちの過去を聞き、この行為は彼女の嫌な過去を思い出させると知った。
だから、これだけはさせたくなかった。
させるつもりもなかった。
みわっち、どうして……。
「待っ、ホントにいいからッ無理しないでっ……て、ば」
意思に反して、どんどん膨張してくるのが自分でも分かる。
全神経が下半身に集中している。
「うあ……っダメ……だって……ッ」
拙い舌の動きに、全身を震わせて快感を感じてしまう。
彼女を押し退けようとする手には力が入らない。
身体は、更なる快感と射精を求めている。
さっきの発言なんてなんの説得力もない。
「いいの……このまま、私もっ……黄瀬くんの……声、聞きたいから……っ」
「ちょっ、何言って……っは、ッ」
動く舌。優しく撫でる柔らかい指。
みわっちも、息が荒い。
どの位の時間が経った?
頭がボーッとしてくる。
「ハァ……みわっち……触りたい……んス、けど」
柔らかい胸を揉みながら、必死でオレのモノを口で愛撫してくれてる彼女の顔を見ると、どんどん興奮が増してくる。
絶頂が近いのが分かる。自分でするより、全然早い。
全く我慢ができない。
「ごめん……みわっち、出そう……っスわ……口……はなして」
そう伝えているのに、みわっちは口を離そうとしない。
「みわっち……!」