第6章 おまけ&雑談
「…えーっと…それじゃあ…僕と柘榴と、シャドウでおまけ雑談……」
「やー、無事に終わりましたねぇ。いや、本当によかったよかった」
「いや、全然よくねぇだろ。俺とひよりの出番が少なかったし」
「それはしかたないですよね、作者の力量次第ですし」
「なんか釈然としねぇ」
「……僕も、あんまり出て来なかったな……」
「まあまあお二人ともそう言わずに。折角の雑談を、愚痴コーナーにしたいんですか?」
「あー、はいはい。にしても、俺とひよりの出番が少なかったわりに、本編長かったな」
「……言えてる……」
「これでも12ページ前後削ったそうですよ? 流石にまずいと思ったのか」
「どんだけだよ」
「……計画性がないんでしょ……」
「狐優さんって、たまに凄く的を射てること言いますよねー」
「……それ、喧嘩売ってるの……?」
「売ってるわけないじゃないですか。妖怪の恨みは怖いですからね」
「…………」
「でも、シャドウがひよりを口説かなくてよかったと思ってる」
「……。柘榴さん、あなたは私をなんだと思ってるんですか? 既婚者に手を出すなどと言う不純なことしませんよ?」
「いやー、なんかイメージ的に」
「……それ、僕も思った……」
「2人してひどいですね、泣きますよ?」
「勝手に泣けばいい」
「…………」