第19章 その後
♡another side♡
晴天。
屋上には生徒が2人昼食を食べていた。
男子生徒が口を開く。
「久しぶりの学校どう?」
「久しぶりって言っても4日しかたってないし、、あんま変わんないかなぁ。あ、でもクラスで女の子のお友達ができたよ。白井さんって言うんだって。心配したって言ってくれて、嬉しかった。」
「そっか....」
2人の間に沈黙が流れる。
「あ、あのさ。 しずく。俺の気持ちもう一回伝える。.........好きです。俺と、付き合ってください。」
そう言って男子生徒は女子生徒に笑いかける。
「...嫌。.........なんて、言えるわけないよ。私でいいの?私、すごく重たいよ。菅原に迷惑ばっかかけてるし、それから、人と関わるの苦手だし、可愛くないし、あと、、、菅原のこと、泣かせてばっかりだし。」
「 しずくがいいんだ。.... それに、しずくみたいな重たい愛、背負ってやれるのきっと俺だけだよ。」
「....ひどいなぁ。もぉ。」
「それを言うなら しずくだって、その言い方だと俺が泣き虫みたいだべ!....泣かせてばっかって思うんなら、責任とってこれから俺のことたくさん笑わせてくれよ?にしし。」
「...で、お返事は?」
「こちらこそ、よろしくお願いします。」