第15章 俺だけの妖精
だけど、現実はそんな甘いもんじゃ
なかったス(>_<)
俺が、優希っちに見とれてる間に・・・。
見知らぬ男が、優希っちに声かけてるし。
?「優希。いーかげん、メールや電話に
気づいて欲しいんだけど?」
だけど、どっかで見たことある様な?
『・・・その声は、理桜?』
『久しぶりだね。理桜っー。』
なんて、言いながら優希っちは、
彼に勢いよく抱きついている!
ー チュ ー
え~~~っ!!!(@_@)
優希っちが、ホッペにキス・・・した。
なんか、周りも騒がしくなってるしさ。
「きゃあ~~!誰、あのイケメン!
優希ちゃんと、仲良さそうだけど~。」
「姫野さん、大胆だね♪恋人かなぁ?」
「うわぁ~ん。僕の姫野さんが!」
「「いつお前のもんに、なったんだよ!」」
理桜「久しぶり。優希。
歓迎してくれんのは、嬉しいけどさ。
いいの?あいつ?固まってるけど。」
『アイツって?・・・!!
うぁあ、う。涼くんっ!
ゴメンね!一人、放置しちゃって!
久しぶりに会えたものだから、嬉しくて
、つい。』
理桜「テンパりすぎ。少しは落ち着き
なって。俺は、姫野理桜。優希の双子の弟。
だから、安心しなよ。キミ、優希のパートナーなんだろ?」
黄瀬「あ・・はい。どうも。
俺は、優希っちのクラスメート、
黄瀬涼太っス。よろしく。」
覚醒しつつある俺。
どっかで、見たことあると思ったら。
優希っちに、見せて貰った家族写真っスよ!
まだ、優希っち達が小学生の頃の。
身長も伸びて、大人っぽくなってたから、
気づくの遅れたっスけど。
あの、緑色の髪に。
アメジストみたいな瞳。
間違いない。
弟の理桜くんだ。
あまりの衝撃的なシーンに、
固まってしまってたっスよ。
なんだー。良かったっス~。
やっぱ少し複雑っスけど。
弟だし。まぁ。家族だし。
気にしたら、駄目っスよね!!
優希っちから、頬にキスかぁ。
羨ましいっス~。
いつか、俺もして欲しいなぁ。