• テキストサイズ

colorful step

第11章 おねがい☆


『ちゃったもんって。ふふっ。
そんな、可愛く言われたらもう断れないじゃない。』

黄瀬「断るつもりだったんスかぁ?
やっぱり、つき合ってるわけでもないのに。なんで?って感じっスよね。」

『なんで?とは、思ってないよ。
日本では、年頃になって親に紹介する異性イコール恋人なのかも?しれないけど。
外国では、ちょっと違うんだ。
特別なフレンドは家族に紹介するの。』

黄瀬「そうなんスねぇ。」

(なんか、喜んでいいものか。複雑な心境スね。はぁ。特別な友達か~。
これから、頑張って優希っちと恋人関係になるっスよ!)

『ん?涼くん、なんか落ちこんでる?』

黄瀬「えっ!?ううん。そんなことないっスよ!」

(もしかして俺、顔に出てた?
ポーカーフェイスが見破られた!?
これって、優希っちが、俺のこと。
それだけ、よく見てるって事スよね!)

『そう?変なこと言ってゴメン。
気のせいだったのかなぁ。
涼くん。私ね。嬉しかったんだよ?
お母さんに、紹介したいって言われた事。』

黄瀬「ホントに?」

『うん。ホントだよ。
だって、私のこと特別な存在だって。
少しは思ってくれてるって事でしょ?』

と、優希っちは首をかしげて微笑んでる。

その姿がとても可愛くて、ギュっと抱きしめたくなる。


俺、最近、マジに思うことがある。

優希っち中毒かもしれないっス!

だって、好きだと自覚してから。

優希っちへの思いが、日々、大きくなっ
てる気がする。

優希っちが、大好き過ぎてどうしたらいい?


彼女に、触れたくて仕方ない。


抱きしめて。


あの可愛らしい唇にキスしたい。



理性でなんとか抑えているけど。



もう、我慢の限界かもしれない。



優希っちに大好きな気持ちを伝えたい。



























/ 100ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp