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第7章 デート大作戦


黄瀬「優希っち。可愛いのが買えて良かったスね。」

『うん!お揃いなんて、久しぶりだし。
ねぇ、涼くん。
もう一つ、ワガママいっていい?』

黄瀬「優希っちの、ワガママなら、
喜んできいちゃいそうっス~!」

優希っちのことだから、全然ワガママな事
じゃないんだろうけど。

彼女の、口からどんな言葉が聞けるのか。
楽しみっスね。

『ははっ。いざ、言うとなると照れるね。
記念に一枚、撮らないかなぁと、思って。嫌だったら、無理にとは』

彼女のワガママは、とても可愛らしいお願いだった。

黄瀬「嫌じゃないっス!俺の方から、
お願いしたいくらいっスから。優希っちから、誘って貰えて嬉しかったス。」

彼女の手から、スマホを取り上げる。

黄瀬「優希っち。もっと、近くに来てくれ
ないと。2人で撮れないっスよ?」

俺は、彼女の肩に触れて、自分の方へ
引き寄せた。

きゃ。と、可愛いい悲鳴が聞こえたが、
ここはスルーしておこう。

黄瀬「撮るっスよ。はい、チーズ!」

我ながら、ツーショット写真が
綺麗に撮れた。

頬がピンク色に染まった、優希っちの顔は
とても可愛らしく写っている。

また、自分も嬉しそうな顔していた。

俺は、撮った写真を、彼女に見せた。

黄瀬「綺麗に撮れてるでしょ?」

『うん。ホントだ。ありがと。
後で、涼くんにも写真、送るからね。』

微笑む彼女に、俺も自然と笑みが浮かぶ。

初デートは、大成功だったスね♪








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