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危険な年上カレシ
第17章 お仕置き②
玲夜さんはわたしの身体を起こし、真剣な眼差しでわたしを見つめた。
「あのビデオは捨てておいた。朝比奈たちは会社クビにさせた。だから、もうおまえに関わってくることはない。」
ゆっくりと説明してくれた。
「クビは…やりすぎなんじゃ…?」
「いや、俺の気が収まらないから。」
ああ、そうですか(笑)
「ごめん。おまえのことが…」
一瞬の静寂。
わたしの目からは自然に涙が溢れていた。
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